「B型事業所でも、AIを使った仕事はできるの?」
パソコンやAIに興味はあるけれど、自分にできるか分からない。そんな方やご家族に向けた記事です。
結論から言うと、AIツールを使った作業に取り組める就労継続支援B型事業所はあります。天理市のデジサポ天理では、ClaudeやChatGPTなどのAIと、Adobeのツールを使うデジタルの仕事を中心にしていて、仕事をしながら少しずつAIに慣れていくことができます。
この記事で分かるのは、B型の基本、デジサポ天理での仕事内容、パソコンが初めての方の始め方です。(2026年10月時点の情報です)
就労継続支援B型とは?AIの仕事との関係
就労継続支援B型とは、一般企業で雇用契約を結んで働くことが難しい方に、雇用契約を結ばずに働く機会や生産活動の機会を提供する障害福祉サービスです(厚生労働省)。
体調や生活に合わせながら、作業を通して働くリズムをつくっていく場所として利用されています。作業の対価として「工賃」が支払われます。
どんな作業をするかは、事業所によって違います。軽作業や農作業、カフェなどのほか、パソコンやAIを使ったデジタルの作業を取り入れている事業所もあります。
「AIを使ってみたい」という気持ちがあるなら、事業所を探すときに作業内容を見ておくと、自分に合うかどうかを考えやすくなります。
デジサポ天理で使っているAI・デジタルツール

デジサポ天理のコンセプトは「AIを『働く力』へ。」です。仕事の中で、次のようなツールを使います。
一般就労したときにも困らないよう、Adobeなど仕事の現場で使われているツールに慣れていけることを大切にしています。
| 分野 | ツールの例 |
|---|---|
| 文章・アイデア出し(AI) | Claude、ChatGPT、Gemini |
| 画像編集 | Adobe Express、Affinity、Photoshop |
| 動画編集 | Adobe Express、CapCut、Premiere |
| 表計算・文書 | Googleスプレッドシート、Googleドキュメント |
| Webサイト | WordPress |
| EC(ネットショップ) | Shopify、楽天市場、メルカリShops など |
| 業務チャット | Slack |
全部を使えるようになる必要はありません。気になるものから、一つずつ触ってみる形で大丈夫です。
AIを活用した具体的な仕事内容
デジサポ天理の仕事は、主に次の分野に分かれています。
文章の仕事(AI補助ライティング・資料作成)
AIに下書きやアイデアを出してもらい、それを人が読みやすく整える仕事です。資料作成やデータ入力もあります。
文章が苦手な方も、AIと一緒なら取りかかりやすくなることがあります。実際の様子は、コラム「作文が苦手な私が、AIと一緒に働いてみました」で紹介しています。
画像・動画・Webの仕事
画像・動画の制作、Webデザイン、SNS運用、商品撮影などがあります。たとえば、PhotoshopやAdobe Expressで画像を作ったり、PremiereやCapCutで動画を編集したりします。ShopifyなどのECサイトに関わる仕事もあります。
パソコン以外のものづくり
シルクスクリーン印刷も仕事のひとつです。事業所には3Dプリンターやカッティングマシンもあります。
パソコンやAIが初めてでも大丈夫?始め方の目安
「パソコンをほとんど触ったことがない」という方もいると思います。デジサポ天理では、次のような形で始められます。
- 利用は週1日・1時間からOK
- 見学・体験は無料。雰囲気を見るだけでも大丈夫
- パーテーション付きのデスクがあり、周りを気にせず作業しやすい環境
- 業務の連絡はSlack(チャット)が中心。対面で話すのが苦手でも関わりやすい
AIは「分からないことを気軽に聞ける相手」にもなります。分からないことがあれば、スタッフにも聞きながら進められます。
デジサポ天理の1日の流れ
1日の過ごし方の一例です。通う日数や時間は、体調や希望に合わせて相談できます。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 10:00 | 出勤・チェックイン |
| 12:00 | 昼休憩(昼食は希望者に無料で提供) |
| 13:00 | 午後の業務 |
| 15:00 | 退勤 |
休憩用のソファやマッサージチェアもあります。日当は1,500円で、交通費も支給しています。
AIの仕事ができるB型事業所を選ぶときのポイント
事業所を探すときは、次のような点を見ておくと比べやすくなります。
- 実際の作業内容
どんなツールを、どんな仕事で使っているか。見学で見せてもらうと分かりやすいです。 - 自分のペースで始められるか
通う日数や時間を相談できるかどうかは、続けやすさにつながります。 - 相談のしやすさ
分からないときに聞ける仕組みがあるかも、見ておきたいところです。
B型を利用するには、お住まいの市区町村に申請して「障害福祉サービス受給者証」(以下、受給者証)を受け取る必要があります。手続きが分からなくても心配いりません。デジサポ天理では、書類の準備から相談支援事業所の紹介まで、スタッフが一緒に進めます。
まとめ
- AIツールを使った作業に取り組めるB型事業所はある
- デジサポ天理では、ClaudeなどのAIやAdobeのツールを使う文章・画像・動画・Webの仕事が中心
- 週1日・1時間から始められ、パソコンが初めての方も少しずつ慣れていける
- 事業所を探すときは、見学で作業内容や雰囲気を見てみると考えやすい
よくある質問
Q. AIの知識がまったくなくても始められますか?
A. はい、始められます。週1日・1時間から利用できるので、できそうな作業から少しずつ慣れていけます。気になることは、見学・体験のときに聞いてください。
Q. 在宅でAIの仕事をすることはできますか?
A. デジサポ天理は在宅利用の受け入れに対応しています。在宅で利用できるかどうかは、お住まいの市区町村が判断します。まずはご相談ください。
Q. 家族だけで相談に行ってもいいですか?
A. はい、ご家族だけのご相談も受け付けています。
まずは見学・体験から
デジサポ天理は、JR・近鉄 天理駅から徒歩2分です。デジサポの特長や天理事業所の紹介もあわせてご覧ください。
参考
※この記事は2026年10月時点の情報をもとに、デジサポ天理 編集部が作成し、担当スタッフが内容を確認しています。